妻のセックス拒否は 妻の性機能障害(FSD)が原因の可能性大


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夫婦間のセックスレスの原因を考える上で、最近注目されるようになってきたのが、女性の性機能障害(FSD)です。

男性側の性機能障害(ED 勃起不全)によるセックスレスは、かなり認知されていますが、女性の性機能障害(FSD)はまだまだ認知度が低い状態です。

ですから、夫婦間のセックスレスの問題を考えるにあたって、この女性の性機能障害(FSD)についても、しっかりと理解する必要があります。

そこで、今回は、女性の性機能障害(FSD)についてお話したいと思います。

女性の性機能障害(FSD)とは

この女性の性機能障害(FSD)の定義は簡単に言うと、

性交渉において、女性に苦痛がある。
もしくは、満足の得られない状態

をさします。

男性の性機能障害EDはかなり認知が進んでいますが、女性の性機能障害(FSD)はまだまだ認知は進んでいません。

しかし、この性機能障害の患者数は男性のEDよりも、女性の性機能障害(FSD)の患者の方がはるかに多いのが現状です。

アメリカでは、EDはすでに大きな社会問題となって、治療のガイドラインもすでにできあがっています。

しかし、女性の性機能障害(FSD)は最近ようやっと注目されるようになり、ガイドラインが提示されるようになったばかりです。

性機能障害(FSD)の具体的な症状

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・性的欲求の興味障害

⇒性的な欲求や関心がない

・性的興奮障害

⇒膣の潤いがなく、性的に興奮しない

・オーガズム障害

⇒十分な性的刺激があるがオーガズムに達しない

・膣けいれん

⇒膣の下1/3の筋肉の痙攣で挿入ができない

性交疼痛障害

⇒性交中に痛みがある

・性嫌悪障害

⇒その他性機能障害 

大きく以上6つの症状があります。

 

少し古いアメリカでの調査資料(2004年)によると、40歳から80歳女性における、
性機能障害(FSD)の症状ごとの割合は次の通りでした。

性的欲求興味障害・・約30%

性的興奮障害・・約30%

オーガズム障害・・約15%

性交疼痛障害・・約15% 

興味障害と興奮障害でほぼ6割を占める状況でした。

もちろん、対象年齢が40歳~80歳とかなり幅広い調査なので、世代別に深く観ていくと、また、少し違ってくるかもしれません。

 ザックリとした捉え方ですが、女性の約3割~5割は、一生涯のいづれかの時点で、性機能障害を経験していると推測されます。

 

さらに詳しくみていきましょう。

 

性的欲求障害

健康な人間であれば、思春期以降はセックスに興味を持ちます。一般に、正常な性欲は常時ある訳ではありませんが、長い間抑えることが本来できないものなんです。

この障害を発生させる要因は、心理的苦痛、ストレスの強い出来事、加齢、過労、慢性疲労状態、対人関係の問題、夫婦間葛藤など様々なことが引き金になってしまいます。

さらにこの障害は、性的興奮障害、オーガズム障害とも密接に関連しているケースが多いようです。

  

女性の性的興奮障害

性的興奮に対する適切な潤滑・膨張反応を起こし、性行為を完了させるまでそれを維持することが、継続的、反復的に不可能な状態。

 

簡単に言うと、性的刺激を受けても、体が反応しない(濡れない)障害のことです。

 この障害を持っている女性は、性的に興奮したいと主観的な感覚をほとんど、もしくはまったくもっていないことが多いようです。

そのため、濡れないことにる痛みを伴うセックスや、性的な場面を回避する傾向にあるので、夜の夫婦生活に大きな影響を与えることが多いです。

   

女性のオーガズム障害

正常な性的興奮相に続くオーガズムの遅延または、欠如が、反復的、持続的に存在している状態のこと。
※オーガズムを引き起こす刺激の種類、強さは人によって異なっています。

 

女性のオーガズム障害の特徴は、性格の傾向や精神病理とは関係なく、オーガズム能力は、膣の大きさや骨盤筋の強さとも関係ないそうです。さらに驚いたことに、私たちの認識とは異なり、女性のオーガズム能力は加齢と共に増進するそうです。

ひょっとすると、オーガズム障害を乗り切れないがために、欲求障害、興奮障害につながっているのかもしれません。オーガズム障害を改善すれば、ひょっとすると妻が拒否するセックスレスを減少させることができるかもしれません。

   

膣けいれん

この症状は、膣の外1/3の部分の筋層に反復性または持続性の不随性攣縮が起こり、セックスを障害するものです。

男性性器を挿入しようとするとでてしまうなど、特定の条件の時だけに起こることが多いようです。

この症状の特徴は、突然の外発的な刺激や、精神的な動揺により女性の膣が不随意な収縮を起こす点にある。

性交の際に起きると挿入不可、或いは挿入した男性の性器が抜けなくなるという。

   

性交疼痛障害

この症状は、成功に関連した反復的または持続的な性器痛のことです。

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初めての性交渉の時から、疼痛を感じ、間違った情報を信じ込んでいたり、あまりにも「怖がりであったり」するために起こったりします。

また、あるきっかけから、夫の浮気、夫婦喧嘩、妊娠中絶手術などから、疼痛を感じるようになってしまうこともあります。

まとめ

女性の性機能障害(FSD)は、女性自身が自覚症状がないケースもかなりあるそうです。

ですから、今回のお話で、性機能障害(FSD)の主な症状を知ることができました。

もし、夫婦の夜の営みがご無沙汰状態、つまり、セックスレスが続いている場合は、奥さんの性機能障害(FSD)を疑ってみる必要があります。

ただし、先に述べた通り、自覚症状が無いケースがほとんどです。

ですから、ストレートに突然切り出すのではなく、日常のコミュニケーションの中で、さりげなく確認するのが良いと思います。

いづれにせよ、昼も夜も夫婦円満で行くためには、日ごろからのコミュニケーションがとても重要なんですよ。

そうすれば、早い段階で気が付くことができ、手を打てます。その結果、セックスレスを回避することができるのではないでしょうか?

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