セックスレス危険度診断を受ける
共稼ぎ夫婦の夫婦生活白書から見えるもの
日経DUALの読者向けの夫婦生活に関するアンケート結果が先日公開されました。
その中で、共稼ぎ夫婦の性生活についての結果にフォーカスして、夜の実態とリアルな本音を交えて現状を3回に分けてお伝えします。
本当は二人以上子供が欲しい
Q:あなたは、もう一人子どもが欲しいと思いますか?
・欲しい :37.3%
・どちらかと言うと欲しい:25.7%
・どちらかと言うと欲しくない:10.9%
・欲しくない:20.4%
・わからない:5.8%
共稼ぎ夫婦は、専業主婦世帯に比べると、家事・育児・仕事の3つをこなさなければならないので、負担は大きいはず。
でも、なんとか家庭と仕事を両立させようと努力している中、希望としては、「子供は二人以上欲しい」という理想を持っていることが解りました。
ただ、理想はあくまで理想であって、子供一人の教育にかかるコストは右肩上がりですから、現実はなかなか厳しいのかもしれません。
夜の営みは子どもは欲しいけど、
月1回程度にとどまる。
Q:夫婦の営みの頻度を教えてください。
・週2回以上:5.5%
・週1回程度:12.2%
・2週に1回程度:17.8%
・月に1回程度:22.9%
・3か月に1回程度 :8.8%
・半年に1回程度:7.2%
・1年に1回程度:8.3%
・その他:16.2%
・無回答:1.2%
共稼ぎ夫婦は月1回程度が22.9%と最も多い結果になりました。
やはり、夫婦共稼ぎとなると、仕事や家事に追われ、時間的、精神的、体力的にもやはり、月1回程度が限度なのかもしれません。
今回のレポートでは、年代別では分析されていないので、なんとも言えませんが、年齢と婚姻期間によっても、差が生まれてくると思われます、
ただ、今回の調査結果から、おおむね月1回程度の頻度であれば、世間並みと言うことが解ったので、おおよその目安ができたのではないかと思います。
また、その他回答のフリーアンサーをみると
・妊娠してからなくなり、かれこれ3年していない
・産後10年以上ない
などのセックスレス状態の夫婦が一定数いることも明確になりました。
共稼ぎ夫婦の6割がセックスレスを自覚
Q:自分たち夫婦はセックスレスだと思いますか?
・セックスレスだと思う :31.2%
・どちらかと言うとセックスレスだと思う :26.8%
・どちらかと言うとセックスレスではない :14.5%
・セックスレスではない :24.2%
・わからない : 2.8%
・無回答 : 0.5%
今回のアンケートでは、セックスレスの定義を明確にしていないので、回答は回答者の主観で答えています。
回数、頻度は別として、6割の夫婦が、自分たちはセックスレスであると認識しているようです。
ということは、自分たちが思い描いている夫婦生活と、現実の夫婦生活の間には、かなりのギャップがあるということが見てとれます。
また、先の質問で、子供が二人以上欲しいと答えた夫婦も6割なので、やはり、理想は二人以上欲しいけど、現実的にはやはり厳しいということが解りました。
先の質問結果を男女別にみていくと・・・
Q:自分たち夫婦はセックスレスだと思いますか?(男女別回答)
・セックスレスだと思う:
⇒男 36% 女 29%
・どちらかと言うとセックスレスだと思う:
⇒男 24% 女 28%
・どちらかと言うとセックスレスではない:
⇒男 14% 女 15%
・セックスレスではない:
⇒男 24% 女 24%
・わからない:
⇒男 2% 女 3%
・無回答:
⇒男 0% 女 1%
男女間の内訳で見てみると、やはり、男女間でセックスレスに対する認識のズレがあることが解りました。
やはり、男性の方がセックスレスに対する自覚が顕著に表れていることも解りました。
まとめ
今回の調査では、共稼ぎ夫婦の平均的な夫婦の夜の営みが、月1回程度と言うことが解りました。
これが、多いか少ないかは、夫婦それぞれなので何とも言えませんが、仕事と家事、加えて育児まで両立させた上で、月1回程度を確保できていれば、上出来ではないでしょうか。
たとえ月1回であったとしても、その1回が深くて濃いものであれば、俗に言う夫婦のセックスレス問題には進展しないのではないでしょうか?
ただ、現実はそんなに甘くないようですね。
次回は、さらに共稼ぎ夫婦の夜に営みについて、さらに深ぼってまいります。
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